西日本新聞に開発経緯が掲載されました!

(2021年7月15日朝刊 地方版)

挑戦を評価するのは唯一、消費者

新しい事業のアイデアをふと思いついた時に、その後、具体的な一歩を踏み出す人はどれだけいるでしょうか。今回ご紹介するのはまったく畑違いの分野で新商品開発をスタートさせた、株式会社プラスアルファ高嶋正治様のお取組事例です。

高嶋様が相談にいらしたのは2019年5月。かねてから当センターを利用し、中小企業の事業承継問題についてなど意見交換をしていました。しかし、その日のお話しは「スマホを収納するポケット付きのパンツを開発したい」というこれまで手掛けてきたコンサルタント事業とはまったく関係のないものでした。

地域の祭りが大好きな高嶋様は、飲み会や祭りの最中などに動き回り、眼鏡やスマホを置き忘れることがあったそうです。また旅先でスマホを紛失してしまうことも経験。「もうスマホを失くしたくない!」という強い思いが商品開発のきっかけとのことでした。

ご自身で慣れない縫製作業をおこない試作を重ね、ポケットの位置はふくらはぎのあたりに決まりました。私からの提案で特許も申請。大事なアイデアを保護する配慮も怠っていません。

テストマーケティングのためにおこなったのはクラウドファンディングです。ネット経由で不特定多数の人に商品の魅力と世界観を伝え、購買に至るかどうかを探ることが目的でした。2020年3月と2021年4月にそれぞれ実施し、目標金額を大きく上回る応援購入を達成することができました。特に第2弾の商品を投入した2回目は目標金額20万円の12倍以上もの反響が生まれました。

高嶋様は当センターとの取り組みについて「企画から商品開発、マーケティングの進め方など、何から何まで的確なアドバイスをいただきました。いつも、私の突拍子もない考えを聞いてもらい感謝しています」とおっしゃっています。

誰しも人生は1回きり。その人生で実現したい夢やアイデアを持つことができるのは幸せなことです。今回ご紹介した株式会社プラスアルファ高嶋様も自分の思いついたアイデアを具体化したいと当センターを利用し、大きな一歩を踏み出しました。

私は基本的に事業者のアイデアの善し悪しは判断しません。なぜなら挑戦を評価するのは唯一、消費者だからです。一方通行のコンサルティングをおこなうのではなく、商いを通して事業者の思いを消費者に届けるお手伝いをしています。

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